私は中学・高校時代、毛抜きピンセットで鼻下の髭を抜いていた時期があります。
カミソリや電気シャーバーは父親のものが家にはもちろんあったけど、思春期真っ盛りで、髭剃りをしているのを親に見られると、まだなんとなく恥ずかしい時期だったからです。
私の記憶が正しければ、確か週1くらいのペースで当時は毛抜きピンセットで鼻下の髭を全部抜いていました(笑)
しかも誰にも見られないように自分の部屋でこっそりと、、、
ピンセットでの髭の毛抜きがわりとルーティンになっていました。
今にして思えばなんとも涙ぐましい努力をしていたもんだなあ…と思うものですが、家庭環境的に当時はそれ以外の方法が無かったのです。
毛抜きピンセットで髭を抜くのは気持ち良いけど大人ならやめた方がいい
中学生や高校生なら、まだ毛抜きピンセットで髭を抜いても良いでしょう。
(※あ、女性はダメですよ!絶対やらない方がいい。皮膚が炎症したり黒ずんだり色素沈着したり、毛穴が広がったり、良いことなんてないから)
「え、男なら良いのかよっ!」という意見はさておき、中高生ってあまり美容にはお金もかけられないし、そこまで髭も濃くて多いわけじゃないので、週1の毛抜きピンセットでの髭脱毛でも対応できると言えばできるからです。
実際私もやっていたからこそ分かるんですけど、鏡を見ながら毛抜きピンセットで1本1本髭を抜いていくのって、爽快なんです。
ちょっと痛いけど、髭を抜く際の角度などもだんだんわかってきて、痛くない抜き方も習得できるんです(笑)
で、30分とか1時間かけて全部の濃い髭を抜き終わった頃には、謎な達成感があるんですよね。
同じ経験のある方いますか??(泣)
でもやっぱり、デメリットもいくつかあります。
- 時間がとにかくかかる(30分~1時間)
- 翌日、翌々日は鼻の下が明らかに赤く腫れる
- だから、その翌日に人と会わないといけない予定が急遽入ると最悪
- 開いた毛穴から細菌がはいり、必ずニキビができる
などです。
毛抜きピンセットで強引に毛を引っ張るので、当然皮膚にもダメージがありますし、皮膚科医によればピンセットでの髭抜きを仮に長年ずーーーと続けると、毛穴が広がったりしてしまう可能性もあるそうです。
そして皮膚の薄い鼻の下は100%赤く腫れあがります。
それでもやりたい中高生男性諸君は、もしもやるなら、抜いた後の口周りの保湿はマストですよ!ニベアフォーメンとかニベアクリームでアフターケアしておきましょう。
あとは、私は髭抜きをやった後は必ずニキビができていました。
当時はニキビとばかり思っていましたが、今にして思えばこれは毛嚢炎(もうのうえん)や毛包炎と呼ばれるものだったのかもしれません。

毛包炎とは、上記の画像のように、毛を包んでいる毛包と呼ばれる部分に、目に見えないレベルの小さな傷から細菌が入ってできます。
今回のように、毛抜きピンセットで強引に髭を抜く際に皮膚に傷がつく可能性は非常に高いですし、男性が毎朝ひげそりをする際にも、電気シェーバーやカミソリで傷ができる事もあります。
なので、これらの炎症が原因で皮膚にシミや色素沈着ができてしまうリスクもあるので、大人になって以降も毛抜きピンセットで髭脱毛をするのは辞めた方が良いと言わざるを得ないでしょう。
そもそも、大人になってから青髭や濃い髭で悩んでいるような男性は、とても週1ペースで毛抜きをしていたところで、ペースが追い付きません。
髭が濃い男性は、毎朝髭剃りをしっかりしても、夜にはもう口周りが黒くブツブツになっているくらいなのですから、、、
毎日1時間もピンセットで毛を抜いていたらマジで廃人になってしまいますね。
なので、成人男性は毛抜きピンセットで髭脱毛なんかはせず、濃い事が気になっている場合はしっかりと医療脱毛をするか、最低でも除毛クリームや抑毛クリームで対策するようにして下さいね。
私も毛深い事がコンプレックスで、髭をはじめとした体毛にはずっと悩んできました。
ですから髭が濃い事がお悩みの男性は、私がコンプレックスを解消した方法をまとめた下記の記事をぜひ参考にして下さいね。